発電機を買ったのにいざという時に発電できない?
せっかく発電機を買ってもいざという時に発電できないケースが少なくないのを知っていますか?
何故そんなことが起こるのでしょう・・
発電機があっても発電できない理由は発電機の故障と燃料の問題です。
故障は兎も角、実は燃料が使えなくて発電できないケースが非常に多いのです。
そうです。災害時は、燃料の確保が難しいのです。
具体的に一つ一つ見ていきましょう。
ガソリンは保管に適さず、購入も難しい。
ガソリンは大変引火性が高く、一般家庭での保管は基本的にはNGです。
また、保管できたとしても古いものは燃料が劣化します。
更に昨今では、ガソリンは安易に販売してもらえなくなりました。
普段の使い勝手は良いのですが、ガソリンは災害の備蓄には適さない燃料と言えるでしょう。
軽油は長期保存で劣化する
軽油を一般家庭で保管すること自体は比較的容易ですが、2か月程度で劣化してしまいます。
また、本体が重くなりがちで、音も大きく、いざという時に手軽に使えるというものではありません。
実際に災害時に軽油を保管していなかったり、保管してあっても劣化して使えなかったというケースが多かったようです。
短時間しか発電できない
手軽に使えてキャンプなどに人気のカセットガス発電機ですが、カセットガス2本で1~2.5時間程度しか発電できないというデメリットがあります。
長時間使用するには、カセットガスを大量に用意して1~2時間おきにガスを入れ替えるという面倒な作業が必要となります。
備蓄に最適であることが意外と知られていない
LPガスは100年劣化しないクリーンエネルギーなので、実は備蓄に最適なことは意外と知られていません。
また正しく使えば、他の燃料と比べても特別危険な物ではありません。
災害時は燃料確保が難しい?
注意点としては、LPガスは災害時にはみんなの命綱となりますので、すぐにお店の在庫が無くなってしまうことも予想されます。
発電機と一緒に小型のガスボンベを購入し、最寄りのLPガス販売店に相談の上でガスを充填、保管しておくことが防災対策としては望ましいと言えるでしょう。